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人間はどこまで耐えられるのか [ノンフィクション]

タイトル    人間はどこまで耐えられるのか
作者     フランセス・アッシュクロフト


(あらすじとデータ)

ズバリ、人間が生きるために必要な環境のリミットを、
オックスフォード学部教授が生理学的にまとめる科学読み物。

いわく、
「どれくらい高く登れるのか」
「どれくらい深く潜れるのか」
「どれくらいの暑さに耐えられるのか」
「どれくらいの寒さに耐えられるのか」
「どれくらい速く走れるのか」
「宇宙では生きていけるのか」
そして、
「生命はどこまで耐えられるのか」


(私はこう読んだ)

以前、世界遺産九塞溝から黄龍に行ったとき、
連れがヤラれた高山病。
健康で体力があってもなるのが怖いなあ、と思った記憶があります。
ダイビング講習で受けた潜水病の話とか、
介護研修で知った熱中症の話とか、
よくよく振り返ってみると、人間の限界リミットについての話は、
これまでにも折りにふれ耳にしていたことに気づきました。
けれど、これらが総合的に展開されると、実に解りやすく、
また、構成が理論だっているので、
知識としての情報が追いやすいのです。
身近に読めば楽しいし、
行く気になって読めば、リアルに宇宙を空想できる、
なかなか読みでのある本です。

ちなみに、一番ビックリしたのが、
宇宙線の放射能が200㍉シーベルトってこと。
発ガンが警戒される放射線量、バリバリです。
本書では、日常生活で想定される放射能の値と並べて
考察されていますが、
今回の原発事故で、これまた身近な数値に。
宇宙に行くのは命がけ。
年をとってから宇宙へ行け、という作者の主張もナルホドと思いました。


人間はどこまで耐えられるのか (河出文庫)

人間はどこまで耐えられるのか (河出文庫)

  • 作者: フランセス アッシュクロフト
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2008/05/02
  • メディア: 文庫



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