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皇帝の魔剣 [歴史(海外)]

タイトル    皇帝の魔剣
作者     ぺトラ・エルカー


(あらすじとデータ)

ドイツの歴史作家たちが、連作で綴った歴史絵巻。

呪いを帯びている、カール大帝の短剣が、
時代をこえて、人々の心を惑わす。

各章の作者とタイトルは「つづきを読む」で。


(私はこう読んだ)

地味に面白かったです。
地味にテンション上がるし。

一本の剣をめぐるエピソードで歴史をたどるという筋立ては、
森村誠一の人間の剣シリーズを連想しましたが、
本書のほうが、より歴史小説っぽい仕立てで、
しかも各章を別々の作家が受け持つスタイルは、
SFの年代記物なんかで見かける形態だけど、
歴史ミステリーとしては始めて読みました。

一本一本それぞれに味わいが違うので、
読みでがあって、お得感があります。
そもそもドイツ史なんて、どのエピソードも
初めて知ることばかりで、新鮮だったりもして。


皇帝の魔剣

皇帝の魔剣

  • 作者: ぺトラ・エルカー
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2004/01/31
  • メディア: 文庫



・「カール大帝が呪われた短剣を世に送り出し、その見返りとして象を受け取った話」ホルスト・ボゼツキー
・「贖罪司祭の墜落と、短剣が聖遺物に高められなかった話」アネッセ・デブリッヒ
・「信仰を失った十字軍騎士が、偽りの友を刺殺した話」ヴァージニア・ドイル
・「聖堂騎士の血生臭い使命と、皇帝の短剣が大聖堂の運命を決めた話」ローベルト・ゴルディアン
・「偽ヴァルデマール事件、ブランデンブルク辺境伯領での、短剣の七突きの話」ハンス・クナイフル
・「手をインクで汚した大罪人と、活版印刷の真の考案者の話」クリスティーネ・レーマン
・「不滅への夢がこわれ、帝国議会のあるアウグスブルクで短剣が見つかった話」ヨハンネス・レーマン
・「風変わりな嫁入り道具が、湿原の島で不気味な効果を発揮した話」シャルロッテ・リンク
・「不運な家具職人が夢見た城が、じつは砂上楼閣だった話」トーマス・R・P・ミールケ
・「ロシアの誇り、ナポレオンの屈辱、そして、無謀なフェルディナントの話」ジークフリート・オーバーマイヤー
・「恋ゆえに心臓を一突きした皇帝の短剣が、眠りについた場所の話」ペトラ・エルカー

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