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モンスター [ホラーミステリー]

タイトル    モンスター
作者     百田 尚樹


(あらすじとデータ)

町一番の不細工女が、整形に整形を重ねることで、
輝く美貌を手に入れて、帰ってきた。
彼女の目的や、いかに。


(私はこう読んだ)

驚愕の面白本でした。
特に主人公が整形手術にのめり込んでいくくだりは、
ハッキリ言って目から鱗!
なるほど、
醜いって、美しさ以上にドラマチックなのかもしれないです。

本書は本質的には、
生物としての個の切なさについての物語だと思うんですが、
蝉の一生みたいな悲しみがある、
素敵なバカ本作品になってます。

でも、この話をここで終わらせるのは、
勿体ないような気がしちゃうのは、
私が女性だからでしょうか。
この主人公の人生、きっと、ここから先が面白かったのにな。
そう思うと、美貌の破綻がスタートだった
楳図かずおの「洗礼」は、つくづく面白い物語だったかもしれません。

美しさというのは腕っぷしの強さと同じで、
キリがない、という話になっていて、
その先の欲望がおざなりだったところが、
この作品の限界であり、同時に愉快なところなので、
これはこれでいいのかも。
だって笑ったもん。


モンスター (幻冬舎文庫)

モンスター (幻冬舎文庫)

  • 作者: 百田 尚樹
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2012/04/12
  • メディア: 文庫



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