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怪談の悦び [ホラーミステリー]

タイトル    怪談の悦び
編者     H・R・ウェイクフィールド


(あらすじとデータ)

ホラー怪談アンソロジー。

内容は下記「収録作品リスト」で。


(私はこう読んだ)

上品というか、地味というか。
歴史モノとして読むべきなのか。
お文学よりな怪談が多いです。

怖さというのは普遍なのかと思っていたけれど、
結構そうでもないのかも、と思わされた一冊でした。
もしくは、黒く笑えたらいいのかもしれない作品が多く、
より腹黒い私には物足りなく感じただけかもしれません。

「なくした部屋」はちょっと可愛いので好きです。
徹底してリリカルな「ウルヴァーデン塔」も綺麗でいいかな。



怪談の悦び (創元推理文庫 (555-01))

怪談の悦び (創元推理文庫 (555-01))

  • 作者: H・R・ウェイクフィールド
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 1992/10
  • メディア: 文庫


収録作品リスト


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 [ホラーミステリー]

タイトル    罠
編者     エド・ゴーマン


(あらすじとデータ)

エド・ゴーマンが編集したアンソロジーで、
ストーキングがテーマ。

そうそうたる作家陣と作品名は、下記「収録作品リスト」で。


(私はこう読んだ)

ホラーの頭にモダンがくっついて流行ってた頃の出版で、
いろんな意味でツブが揃っていると思いました。
もちろん、当たり外れはあるけど、十分満足。
やっぱりこの頃のアメリカン・ホラーは面白いです。

ジョン・コインの作品が妙に怖くて、お気に入りです。
馴れてないのに、赤ん坊と二人っきりになる恐怖も込みで。
あと、始末屋ジャックはやっぱり可愛いです。
鬼畜の代名詞リチャード・レイモンの「狩り」も
スッキリして良い出来だと思いますし、
「カインの末裔」の少女漫画っぷりも好き。

じつに満腹感のある一冊でした。
ごちそうさまでした。


罠 (扶桑社ミステリー)

罠 (扶桑社ミステリー)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 1992/05
  • メディア: 文庫


収録作品リスト


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シャドウズ [ホラーミステリー]

タイトル    シャドウズ
作者     ショーン・ハトスン


(あらすじとデータ)

人間は誰しも心の奥に邪悪な領域・シャドウを持っている。
その謎を解明すべく、怪しい心霊治療家に近づく作家。
やはり、シャドウの力に気づきつつあった、潜在意識を研究する女性科学者。
ふたりが協力して探るうち、
あらゆる人のシャドウを解き放ち、邪悪な目的を遂げようとする
陰謀を知ってしまう。

ハヤカワホラー文庫で読みました。


(私はこう読んだ)

かの「スラッグス」な展開を期待して、
前半の退屈なくらいの地味さに少し面食らいました。
が、そこはさすがのショーン・ハトスン。
強引なエッチシーンが続いて飽きるなあ、と思った中盤あたりから、
後半に一気に加速するケッコウ血だらけなスプラッタぶりに
ア然とさせられました。

おおざっぱで大味な鬼畜ぶりは、
リアリティに欠けるおかげで、無責任に笑えます。
これくらいやってくれないと、
スプラッタでのリフレッシュ効果はないと思われ。

人間の描写が書き割り調なのも、
キャラクターデザインがダサいのも、
こうなってくるとナイスです。
めんどくさいことなんにもナシで、感情移入の余地もなく、
堂々のC級ぶりに心が洗われました。
こうなると、小説の質云々ではございません。
イキオイです。
そのバカっぷりに流される喜びに身を委ねて◎。


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黒いカクテル [ホラーミステリー]

タイトル    黒いカクテル
作者     ジョナサン・キャロル


(あらすじとデータ)

・熊の口と…お金のキモチ
・卒業生…学生生活をやり直す
・くたびれた天使…ストーカー
・あなたは死者に愛されている…アルビノの恐喝者
・フローリアン…死病の息子
・我が罪の生…ピノキオの鼻
・砂漠の車輪、ぶらんこの月…盲人カメラ
・いっときの喝…家の記憶
・黒いカクテル…5人のソウルメイト

短編集。


(私はこう読んだ)

再読です。
なんとなく、振り回されてみたい気分だったので。
そんな時にキャロルは良いです。

枕元に置きっぱなしになってるくらい
お気に入りの「パニックの手」に比べると、
ときめきは薄いものの、
着地点のとんちんかん加減は本作のほうが上かも。

ショート・ショートに近いほど短い作品もあるだけに、
やや地味で、
当たり外れの若干ある本書ですが、
間違いなくキャロルらしい作品集です。

今回読みたかったのは、「あなたは死者に愛されている」。
モヤモヤ感のあるラストは、
これぞキャロル節、と唸りたくなるヘンテコさ。
なんだこりゃ…と思いつつ、
何故か微笑ましくなってくる不思議。
ああ、キャロルだわあ。

「砂漠の車輪、ぶらんこの月」もなかなか良い小説です。
変なのは変なんだけど、
踏み込みの浅さも込みで、
ちょっとオシャレな感じもあって。
こういう渋い作品のキャロルも好きだなあ、と再確認しました。



黒いカクテル (創元推理文庫)

黒いカクテル (創元推理文庫)

  • 作者: ジョナサン・キャロル
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2006/07/11
  • メディア: 文庫



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サマー・オブ・ナイト [ホラーミステリー]

タイトル    サマー・オブ・ナイト
作者     ダン・シモンズ


(あらすじとデータ)

由緒ある学校が廃校になる日。
一人の少年が行方不明になった。
彼の失踪には、不気味な学校の不気味な用務員が関わっているに違いない。
仲良し少年グループは、その謎を追ってみることにした。
次々に起こる怪現象。
歩きまわる兵隊姿の死者。
用務員は死体運搬車を乗り回し、
死臭を漂わせながら、学校を疑う子供たちを付け狙う。


(私はこう読んだ)

たまげた面白かったです。
なんで今まで読んでなかったのか不思議。

なにしろ子供たちが凄いです。
12歳かそこらで、ガンガン銃を打ちまくるのも凄いけど、
そのあとの移動手段が自転車とかで、
ちゃんと「子供」なのが凄いです。
このへん、さすが銃社会と言うべきか。

子供冒険小説としては、かなり危ない、荒っぽい話で、
結果、命を落とす子もいるので、
子供にはあんまり読ませられないかもしれませんが、
いいホラー小説です。
例によって、ビジュアル的には笑っちゃう部分もありますけど、
それもホラーの楽しさというもの。
しかも、ホラーとしてもいいですが、
小説として素晴らしいです。
二度ほどうっかり泣かされたりもしました。

ダン・シモンズはなんとなく固いイメージがあって、
今まで「ハイペリオン」と「カーリーの歌」しか読んでないんだけれど、
他のもちゃんと読むべきかも。



サマー・オブ・ナイト〈上〉 (扶桑社ミステリー)

サマー・オブ・ナイト〈上〉 (扶桑社ミステリー)

  • 作者: ダン シモンズ
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 1994/12
  • メディア: 文庫



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