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夜想曲集: 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語 [海外ファンタジー]

タイトル    夜想曲集音楽と夕暮れをめぐる五つの物語
作者     カズオ・イシグロ


(あらすじとデータ)

ブッカー賞受賞作家カズオ・イシグロ初の短編集。

・老歌手…ベネチアでゴンドラに乗って恋歌
・降っても晴れても…靴を煮る
・モールバンヒルズ…姉カフェで音楽夫婦
・夜想曲…美容整形するミュージシャン
・チェリスト…天才を育てる女


(私はこう読んだ)

以前みた、映画「わたしを離さないで」が微妙にひっかかる話だったので、
原作者の他の作品を読んでみようと思った次第。

全体的な印象は、うっすらとした悲しみを、
ちょっと意地悪な笑いで塗った先にある、
そこはかとない絶望、かな。

異端の自覚の強い作家だと思いました。
変な話のわりには味付けが薄めなのはそのせいかなあ
とも思いましたが、そのバランスが都会的に見えることも確か。
それでいて、淡々としぶとい生命力を
感じさせるところには、妙な安堵を覚えます。



夜想曲集: 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語 (ハヤカワepi文庫)

夜想曲集: 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語 (ハヤカワepi文庫)




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穴 HOLES [海外ファンタジー]

タイトル    穴 HOLES
作者     ルイス・ サッカー


(あらすじとデータ)

スタンリーはツイてない男の子。
どれくらいツイてないかというと、
空から降ってきたメジャーリーガーのスニーカーを盗んだと
濡れ衣を着せられて、逮捕されちゃったくらい。
スタンリーの一族はひいひいお爺ちゃんが呪いをかけられて以来、
ずっと運が悪いのだ。
干上がった湖の底を毎日掘り続けるという
奇妙な作業が特長の矯正施設グリーンレイクキャンプに
送り込まれたスタンリー。
不良少年たちに囲まれて穴を掘り続けるうちに、
100年前の因縁がめぐりめぐって現れる、
ファンタスティックな冒険小説


(私はこう読んだ)

とんでもねえ面白かったです。
文句なしに可愛い
そのうえ、よくできたおとぎ話なんだ、これが。
元気になりたい時に読むといい。
ハッキリ言って特効薬。
なんだかテンションあがります。

あと、生玉葱の薬効ったら凄いので、食べたほうがいいね。
確実に。
長生きしたかったら生玉葱。
熱中症予防にも生玉葱。

ちなみに、またしてもジャケ買いしました。
表紙絵が、ちょっとチカラ強すぎてスルーできなかったデス。



穴  HOLES (講談社文庫)

穴 HOLES (講談社文庫)

  • 作者: ルイス・ サッカー
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/12/15
  • メディア: 文庫



穴 HOLES (ユースセレクション)

穴 HOLES (ユースセレクション)

  • 作者: ルイス・サッカー
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1999/10/22
  • メディア: 単行本



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ブラックハウス [海外ファンタジー]

タイトル    ブラックハウス
作者     スティーブンス・キング&ピーター・ストラウブ


(あらすじとデータ)

次元と次元、世界と世界のはざまに存在するズレ。
そこからは、異世界にまで旅できる。

かつて少年だったころ、異世界(テリトリー)を
旅した経験をもつ元警察官ジャックは、
町をうろつく子供食べる殺人鬼・フィッシャーマンが、
テリトリーと関わっていることを知った。
警官の友人や、盲目のDJ、インテリ暴走族の皆さんの協力を得て、
異世界の悪に操られた殺人鬼に迫る。


ベストセラー作家二人による伝説の共著「タリスマン」の続編。


(私はこう読んだ)

再読です。
本当は夏休みらしく「タリスマン」を読み直そうと思っていたのだけど、
見当たらなかったので、続編の本作を読みました。
可愛いんだけど、良い作品だと思うのだけど、
夏休みな気分にはちょっと不満なのでありました。ウルフ。ウルフ。

それに、よくよく読んだら、
意外とストラウブのカラーが強かったので、びっくり。
ダークタワーシリーズの外伝的な設定だし、
キャラクターもいかにもキング好みなので、
キングカラーの強い印象だったのだけど。
でも、ポーの詩とかの使い方なんか、なんだかお文学調だったり。
キングらしく脱線もしないし。

物語の骨格はカッチリしていて、内容はひねりが効いていて、
二人のいいトコ取りした作品だったんだなあ、と。
面白かったです。


ブラック・ハウス〈上〉 (新潮文庫)

ブラック・ハウス〈上〉 (新潮文庫)

  • 作者: スティーヴン キング
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/01
  • メディア: 文庫



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魔法の声 [海外ファンタジー]

タイトル    魔法の声
作者     コルネーリア・フンケ


(あらすじとデータ)

9歳の少女メギーの父親は本の修理人。
そして、読む物語の登場人物をこの世に呼び出す
魔法の声を持つ「魔法舌」だった。

かつて「魔法舌」によって呼び出され、
本の世界に帰れなくなった悪人たちは、
彼をあやつり、この世と本の世界を手に入れることを目論んでいた。


名作『どろぼうの神さま』の作者による、本の本。


(私はこう読んだ)

児童書として必要なものが全て入っている物語です。
これはもう子供だけに読ませておくのは
モッタイナイと思います。
子供の頃に児童ファンタジーを読んだ
すべての大人が読んでいい本。
本好きなら、甘酸っぱい気分になること請け合いの一冊です。


まず、なんてったって、ネーミングが好き。
「魔法舌」って良い名前だと思うなあ。
「ホコリ指」に「インクハート」だもん。
ときめく。
ネーミングが良い段階で、児童書のキャラクターデザインの半分以上は
成功だと思います。
真面目に。

本から出てきた中世風のキャラクターたちはもちろんいい。
でも、この作品の奥行きというか、
キモは、やっぱりオタクの叔母さんでしょう。
他の人間キャラ、
なさけないパパも良いし、
お姫様なママや、飄々とした作家もいいけど、
でも、ずば抜けて、ヘンクツな叔母さんがいい。
たぶん、
本好きな人たちの多くが、ああいうヘンクツさを持っているからだと思うけど、
変さがリアルな生き物が「本読み」なんだよ、という
親近感があって、
しかも、この叔母さんが誰よりも(主人公の少女よりも)
葛藤しているあたり。
面白い作りだと思います。



新装版 魔法の声

新装版 魔法の声

  • 作者: コルネーリア フンケ
  • 出版社/メーカー: WAVE出版
  • 発売日: 2006/12/07
  • メディア: 単行本



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犬の人生 [海外ファンタジー]

タイトル    犬の人生
作者     マーク・ストランド


(あらすじとデータ)

米国を代表する詩人による短編散文小説集。

・更なる人生を
・真実の愛
・小さな赤ん坊
・大統領の辞任
・水の底で
・犬の人生
・二つの物語
・将軍
・ベイビー夫妻
・ウーリー
・ザダール
・ケパロス
・ドロゴ
・殺人詩人


(私はこう読んだ)

マーク・ストランドというのは
存在と肉体のスキマのようなものを
紙の上に載せることができる作家だと
思いました。


個人的には、表題作よりも
「更なる人生を(More Life)」がお気に入り
傑作だと思います。

不安というのとは違うけど、
ちょっとムズムズする感じが心地よいです。


全体で言うと、
だから何よ?という作品もありますが、
たぶん、原文で読まないと面白みが分からないのかなあ、
とも思われ。


ちなみに、この本。
タイトルの可愛らしさと表紙のヌケ感に
衝動買い。
村上春樹にヤラれたですよ。


犬の人生 (中公文庫)

犬の人生 (中公文庫)




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