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人形と結婚した男 [青春小説]

タイトル    人形と結婚した男
作者     ルイ=トマ ペルティエ


(あらすじとデータ)

付き合って1年目の記念日に大好きな彼女に振られてしまった。
もともと仕事に興味があるでなし。
他に趣味があるでなし。
元カノのことばかり考えて、出会ったのがポルノショップのダッチワイフ。
そのダッチワイフは元カノにソックリだったのだ。


(私はこう読んだ)

人形と人間の恋愛ってモチーフはたまに見かけますが、
どうしてそれって成就しないんでしょうね。
そういうファンタジーであっても、全然かまわないのに。
別に他人に迷惑かけてるわけじゃなし。
どの話も「親切な隣人」が出てきて、
「正しい人間関係」に導かれて、終わっているような気がして、
なんとなくつまらないのは私だけでしょうか。

まあ、人形は人形でも、耽美な人形じゃないからなあ。
ぶー。

さて、本書は人形愛というよりは、
主人公のダメっぷりが読みどころ。
「ドラえもんが出てこないから、うっかり処世術を身につけちゃった、のび太」のサラリーマンっぷりでしょう。
業務時間中にこそこそクリップアートとかされちゃったら、
軽く腹も立ちますが、同時に笑っちゃうでしょう。
可愛いです。
グズ萌えします。うっかりです。


お人形と結婚した男

お人形と結婚した男




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九月が永遠に続けば [青春小説]

タイトル   九月が永遠に続けば
作者     沼田 まほかる


(あらすじとデータ)

前夫に今も思いを抱いているバツイチ主婦は、
高校生の息子とふたり暮らし。
前夫の娘のボーイフレンドと寝ている。

ある平凡な日。
突然、息子が姿を消した。
しかも、翌日の新聞にボーイフレンドの死が載っているのを見つけ…


(私はこう読んだ)

有閑主婦のナマグサ物として秀逸。
…なのは分かるけど、いまひとつピンとこないのは、
私が主婦でないからでしょうか。
すごく年配の作者で、ジェネレーションギャップとかもあるのかな?
とも思ったけど、
むしろ、社会性のギャップかなあ、とも。

ホラーサスペンス大賞受賞作だそうですが、
どのへんがホラーなのかも分かりませんでした。
相性が悪いというか、
苦手分野というか、
やっぱ、読み手である私の感受性が悪いのかな。

内容も面白いような、面白くないような…。
物語としては、地味だけど、仕掛けが細かくて、スキがないです。
でも、微妙。

好きな人はいるんだろうけど、
個人的には感情移入しにくく、ひっかかりもなく。
たいした分量でもないのに、読むのに半月近くかかりました。
すんごい敗北感です。

まあ、一種のバカ本と言えばバカ本と言えるかもしれないかなあ。


九月が永遠に続けば (新潮文庫)

九月が永遠に続けば (新潮文庫)




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四つの嘘 [青春小説]

タイトル    四つの嘘
作者     大石静


(あらすじとデータ)

NYで事故に遭った中年の不倫カップル
二人は学生時代に知り合ったのだが、
男が略奪される形で別れていたのを、
最近になって再び付き合うようになっていたのだ。

彼女たちの死をきっかけに、
高校の同級生だった4人の女性の半生を振り返る。


(私はこう読んだ)

いつになったら面白くなるんだろう?と思っていたら、
そのまんま終わってしまったという感じでした。
逆に言えば、そのうち面白くなるだろうと
思いながら読めるくらいには面白いのかな。

高校時代のさまよえる青春っぷりはともかく、
40代になっても成長していない人たちの話なので、
意外性がないのがフニャフニャなところなのかと思われます。

それとも、就職らしい就職もせずに家庭に入った人たちって
そんなものなのか?とか。
違うと思うんですが。
それともジェネレーションギャップなのかなあ?
5歳ほど年上の女性から奨められて読みました。

そういえば、昔の女性は卒業したら
結構すぐに結婚するのがスタンダードだったんだよなあ…。
地方では今でも若いうちに結婚するらしいし。
ジェネレーションギャップというより、
カルチャーギャップはあるのかも。
考えてみたら、
不倫も略奪愛も、娘くらいの年の男の子たちにレイプされるのも、
専業主婦の目線で読んだら、
ずっとセンセーショナルなんだってこと、
忘れてビックリしちゃいけないんだな、と気がつきました。
全然ピンとこなくて、
退屈な話だなあ、と思った自分を反省しました。



四つの嘘 (幻冬舎文庫)

四つの嘘 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 大石 静
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2008/06
  • メディア: 文庫



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夜明けの街で [青春小説]

タイトル    夜明けの街で
作者     東野 圭吾


(あらすじとデータ)

不倫相手の女性には16歳の時、
父の愛人を殺した疑いがあった。
刑事・被害者の妹が迫るなか、
15年目の殺人の時効は目前だった。


(私はこう読んだ)

相変わらず女性はカッコよく、
そして男は可愛らしい東野作品。

不倫小説としては色気がないような気もしますが、
お話としては、それはそれ。
言葉にしたら野暮になる言わずもがなな葛藤をすっとばして、
ポップにキメるセンスは、
やっぱりクールなんじゃないかと。
意外と、ここらへんが東野作品の本領なのかもしれないなあ、と
思ったりしました。


夜明けの街で (角川文庫)

夜明けの街で (角川文庫)




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月と蟹 [青春小説]

タイトル    月と蟹
作者     道尾 秀介


(あらすじとデータ)

海辺の田舎町。
複雑な家庭環境に悩む少年たち。
祈りはやがて、彼らの複雑な心を映す。


第144回直木賞受賞作品。


(私はこう読んだ)

子供世界のあやうさ。
少年のうつろい、追い詰められてゆく心の機微が、
実に自然に描かれていて、ドキドキしました。

そうしようと思ったら、
もっと気味悪く、派手にも書ける作者ですが、
この重たさは、むしろ青春小説かなあ、と思われ、
ちょっとビックリしました。

と同時に、ホント、上手い作家なんだなあ、と
つくづく。
普通の子供たちの、
わりとよくある不幸の物語ではありますが、
よくある事だからと言って、
不幸の量が減るわけでも、質が変わるわけでもないので、
その重たさを、ちゃんと書けているのは、
やっぱり上手いんだろうな、と。

ヒロインの女の子が可愛いのと、
友だちの切なさに、思わぬ号泣。
やられました。
地味なのに、エライ!

直木賞受賞作といえば「つまらない」という
前例を見事払拭してくれました。
ありがとう。



月と蟹

月と蟹




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